最近、年齢的な身体の衰えの部分は、顔のシワくらいだと、自分では思っている。
どうも、SYSTYLEです。
という事で今回のお題は昨今の「グルメドラマ」についてです。
「孤独のグルメ」「深夜食堂」「名建築で昼食を」「居酒屋新幹線」「弁当屋さんのおもてなし」「ハルさんの休日」etc
「孤独のグルメ」→言わずとも知られたグルメドラマの火付け役。主人公は中年サラリーマン、限りなく一般的な日常の中でリアルな食事の描写や人間模様が疲れた現代人の心と、小さな幸せを見つける手助けをしてくれているようなドラマです。
「深夜食堂」→東京の裏路地にある小さな食堂が舞台で、深夜に訪れる様々な人々の物語が描かれます。各エピソードでは、さまざまな背景や年齢のお客さんが、思い出の料理などを注文していくお話。そこからドラマが広がっていくが、広くなりすぎないスケール感が日常のリアリティを感じるドラマです。
「名建築で昼食を」→「古い建築」巡りを趣味とする中年の建築模型士と一般企業で働く若い女性が「名建築」を通して自分自身のリアルな日常と、歴史を感じることのできる大人なまったりドラマです。昼食よりも建築が中心のドラマです。
「#居酒屋新幹線」→新幹線の座席テーブルの上に、出張先で見つけた選りすぐりの食べ物やお酒をセッティングする進。その土地ならではの酒と肴、駅弁、さらにはスイーツまで。単身出張という孤独な時間を特別なものにするリアルな日常を描く。
「弁当屋さんのおもてなし」→北海道のお弁当屋さんが舞台。お弁当、お惣菜を通して人間ドラマが描かれる。北海道はおいしい食文化がありそれを広げていくので、観光地としても人気の北海道で是非食べたい人が続出。道民にとってはリアルを感じるドラマですね。
「ハルさんの休日」→古民家カフェなどめぐる若い男の人のお話。おしゃれなカフェばかり、さらに地方ならではの文化も紹介されるので、観光協会が喜びそうなドラマです。
「グルメドラマ」が落ち着く孤独な時代。
グルメドラマがここ数年流行っているのは、「独身」「核家族」などが理由だと考えます。
もちろん、90年代にあったような、青春ドタバタドラマなども良いかと思いますが、以外にコンプライアンスが厳しくなるにつれ、視聴者の選択肢はある意味「広くなった」なんとも反比例する形になっております。
一人でまったりお酒を飲みながら。はたまた、寝る間際にスマホで寝落ちしたい人。ひと昔前のラジオニーズのような時間帯であまり浮き沈みのない、感情を大きく揺さぶられない平和なドラマを求めているのかもしれませんね。
日常に隠れる淡い期待感もあり。何も起きないリアル感もある。
何も起きなさそうな主人公を取り巻く環境ですが、ドラマという事もあり、少し小さな事件やきっかけがピックアップされます。実は私たちも同じような毎日を過ごしていますが、小さな幸せや出来事が沢山起きているのに気が付いていないのかもしれませんね。
そんなグルメドラマの単調な日々を描きつつ一つの趣味や喜びにフォーカスしたドラマシステムは平穏の中に刺激を求めたい期待感を抱けるコンテンツなのではないでしょうか。
それでは今日も楽しんで生きますか(^^)